Information

2022.10.08

冬の感染対策の重要性

マスクを外したらどうなるか火を見るより明らかです。

マスクを外して行われた阿波踊りでの踊り子さんの1/4がCOVID-19に感染しました。屋外ですけど・・・。

当院でもサッカー、野球、スイミング、ダンスなど屋外や体育館などいろいろな場面で子供たちは感染リスクにさらされてCOVID-19に感染しています。「マスクなんていらない。マスクなんて外してしまえ。」をやってしまったらどうなったかもう答えはでているのです。屋外で人との距離が取れているときは外しても大丈夫なのは周知の事実ですが、子供たちだけでいるときにそんな時はあまりないですよね。お友達とおしゃべりしたいですよね。

アメリカでは100万人以上の死者がでて、平均寿命が3年ほど短くなり、後遺症患者が多数いて問題になっています。今ドイツではまたマスクを義務化する動きがでています。

マスクを外して大きな代償を払った欧米と比べて日本では皆さんがまじめにマスクを着け、ワクチンを受けたことでCOVID-19感染症での死亡率が低く抑えられています。

冬場はインフルエンザやRSウイルスなどCOVID-19以外の呼吸器感染症も流行りやすくなります。

現在欧州では次の感染の波に入り始めました。水際対策の緩和により日本にもこの波がやってくることが予想されています。多分1か月ぐらいしたらまた第8波となるのではないでしょうか。波の大きさをなるべく小さくそして短くするためには対策が必要です。

対策は

①ワクチンを接種 インフルエンザ・COVID-19はワクチン接種をお勧めします。

②マスクをつける 人との距離が取れないところでは不織布マスクをきちんとつけましょう。

③換気 冬場は寒くて換気がおろそかになりやすいです。

④手指衛生 ウイルスは目・鼻・口から入ってきます。手をこまめに洗ったり、洗えない時は消毒などを上手に使いましょう。外出から帰宅時、食事前、トイレの後などは時に気を付けましょう。

みんな、コロナに負けるな!